●個体差 と 地域変異

通常の熱帯魚飼育を楽しむ上ではあまり関係無い事柄ですが、ドワーフシクリッドやベタ等の繁殖や系統維持を前提とした飼育を楽しむ時には非常に重要です。
個体差は同一種同一産地の魚が個体によって違う色彩やスタイルを示す場合に使われる言葉で、地域変異は産地の異なる同一種の色彩やスタイルの違いを示す言葉です。

個体差と地域変異については近いうちに別のコーナーで詳しく解説する予定ですが、ここでも少々触れておきます。
アピストグランマ アガシジィを例にすると、比較的単調な体色の標準的な「ペルー型」、体表の輝きがきらびやかな「アレンカー型」、体表の赤いストライプが特徴的な「テフェ型」、代表的なところとしてこのような地域変異があります。
「ペルー型」の標準型を背鰭と尾鰭と尻鰭が全てブルーの個体とすると、背鰭が赤い個体、尾鰭が赤い個体、尻鰭が赤い個体、全てが赤い個体といったものも存在します。3箇所のヒレとその色を2色と限定した場合でも6通りの個体差が存在する事になります。実際にはヒレの色も黄色やオレンジの個体もありますし、それに体色や尾鰭の模様の違いまで含めるて考えると数十通り以上の組み合わせ=個体差が存在することになります。
「アレンカー型」「テフェ型」も同様で細かい違いまで考えると個体差の巾は極めて広いものになります。
近年この個体差の巾を理解していないとしか思えない、安易に地域変異を主張する人間が増えていますので、無責任情報に踊らされてカモられないようにご注意ください。


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