●プラナリア

中学校の理科の教科書に登場するナメクジを扁平にしたような水生生物で、2つに切断すれば2匹に、頭を2つに割れば双頭にという具合にSF映画さながらの生命力を持った生き物です。
エサとしては動物性のものを好みますので、侵入してしまった水槽でイトミミズやブラインシュリンプ、冷凍アカムシ等を多用するとそれを食べて爆発的に増殖します。これが増殖している水槽でドワーフシクリッド等の繁殖を試みても、守っている親も気付かないうちに卵を食べられて雌雄のケンカにつながるという事もありますので、何度も食卵を繰り返すような場合はプラナリアの増殖の可能性も疑った方が良いでしょう。
また、プラナリアが底棲魚を襲うとの間違った情報も流れているようですが、回復の望めない瀕死の状態の魚でなければそのような事はありません。瀕死の状態の魚が生きながらにしてプラナリアに浸食されている様子は勘違いされるには充分過ぎるショッキングなシーンだとは思いますが安易に間違った情報を垂れ流すのはいかがなものでしょうか。
自分の意思で逃げる事のできない生き物(卵や自由遊泳できない稚魚も含む)やその死骸、つまりは動きの悪い動物性の物質の殆どはプラナリアのエサになってしまいます。しかしプラナリアが殖えたからといって慌てて大掃除をしなくても、そのプラナリアの性質を利用してプラナリアに食事をさせないような慎重な給餌を心掛ければ2〜3ヶ月の時間は要しますが自然消滅も可能です。

プラナリアは水槽内に水草やその他装飾品を介して侵入しますので、新しい何かを導入する際には導入元の水槽のプラナリアの有無を確認するという最低限の注意をすれば、侵入を未然に防ぐ事も難しい事ではありません。


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